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麻雀のスコア計算完全ガイド ― 素点・返し点・オカ・ウマ
麻雀大会や仲間内のリーグ戦で最終順位を決める「ポイント計算」。素点・返し点・オカ・ウマという4つの要素に分解すれば、どんなルールでも自分で計算できるようになります。
最終更新:2026年7月13日
麻雀の対局そのものの点数(持ち点)は誰でも数えられますが、複数半荘をまたいだ大会やリーグ戦で 「最終的な順位」を決めるには、持ち点をポイント(スコア)に変換する必要があります。この変換ルールは「25000点持ちの30000点返し、ウマは10-20」のように 短く表記されますが、初めて大会を運営する人にとっては意味がわかりにくいものです。 このページでは、その一つひとつを分解して解説します。
ポイント計算を構成する4つの要素
麻雀のスコアは、次の4つの要素の組み合わせで決まります。
- 素点(そてん):半荘終了時の持ち点そのもの。
- 配給原点(持ち点):対局開始時に配られる点数。多くは 25000 点。
- 返し点(かえしてん/原点):ポイント計算の基準となる点数。多くは 30000 点。
- ウマ:順位によって加減される順位点。10-20 や 5-10 などが一般的。
基本の計算式
1人あたりのポイントは、次の式で求められます。
ポイント =(素点 − 返し点)÷ 1000 + ウマ
「素点 − 返し点」を 1000 で割るのは、点数(例:+5000点)を扱いやすい単位(+5.0pt)に 変換するためです。ここにウマ(順位点)を加えると、その人の最終ポイントが確定します。
返し点とオカの関係
配給原点(25000点)と返し点(30000点)が違うことに疑問を持つ人は多いはずです。この差額がオカと呼ばれるボーナスの正体です。
4人が 25000 点ずつ持って始めるので、卓上の合計点は 100000 点。一方、返し点 30000 点で計算すると 基準の合計は 120000 点になります。この差の 20000 点(=(30000−25000)×4)が、トップ1人に上乗せされるオカです。
オカ =(返し点 − 配給原点)× 4
=(30000 − 25000)× 4 = 20000点 = +20.0pt
このオカはトップのみが受け取る
「25000点持ち30000点返し」の設定では、全員の素点合計は必ず −20.0pt になります(オカの分だけ 基準が高いため)。この −20.0pt をトップが総取りする、と考えると計算が合います。
ウマ(順位点)の一般的な設定
ウマは順位に応じて加減される点数です。代表的な設定は次のとおりです。
- ウマ 5-10(ゴットー):1位 +10 / 2位 +5 / 3位 −5 / 4位 −10。差が小さめでフリー雀荘に多い。
- ウマ 10-20(ワンツー):1位 +20 / 2位 +10 / 3位 −10 / 4位 −20。大会・競技系で最も一般的。
- ウマ 10-30:1位 +30 / 2位 +10 / 3位 −10 / 4位 −30。トップの価値を高くしたいとき。
「10-20」という表記は「2着・3着が ±10、1着・4着が ±20」を意味します。ウマの合計は必ず 0 になる ので、卓全体のポイント合計はオカを除けば釣り合います。
計算例:25000点持ち・30000点返し・ウマ10-20
ある半荘の終了時、4人の持ち点が次のようになったとします。
A:42000点(1位) B:31000点(2位)
C:18000点(3位) D: 9000点(4位)
合計 100000点(配給原点25000×4)
それぞれのポイントを計算します。
A =(42000−30000)÷1000 +20 = +32.0pt
B =(31000−30000)÷1000 +10 = +11.0pt
C =(18000−30000)÷1000 −10 = −22.0pt
D =( 9000−30000)÷1000 −20 = −41.0pt
合計:32.0 +11.0 −22.0 −41.0 = −20.0pt
4人の合計がちょうど −20.0pt になっているのがオカの効果です。この −20.0pt はトップの A が オカとして受け取っている、と解釈できます。半荘ごとにこの計算を繰り返し、合計ポイントの多い順に 並べれば大会の順位が決まります。
端数処理(五捨六入・切り上げ)
点数が 100点単位で割り切れない場合、ポイントに小数が出ます。大会では端数の扱いを事前に決めて おきましょう。よく使われるのは次の2つです。
- 五捨六入:0.5 は切り捨て、0.6 以上を切り上げ。競技麻雀で一般的。
- 四捨五入:0.5 以上を切り上げ。簡易的な集計向け。
端数処理を入れると4人の合計がぴったり合わないことがあります。仲間内であれば「トップが端数を 吸収する」など、事前にルールを共有しておくとトラブルを防げます。
飛び(トビ)賞・役満賞などの調整点
大会によっては、飛ばしたプレイヤーから点を得る「トビ賞」や、役満達成の「役満賞」を採用する こともあります。これらは基本のポイントに加算する調整点として扱うのが簡単です。MajaBoard では各プレイヤーに調整点を入力でき、合計ポイントへ自動で反映 されます。
MajaBoard なら自動でスコア集計
ここまでの計算を半荘ごと・人数分だけ手作業でやるのは大変です。MajaBoard の成績表機能では、 返し点・ウマ・端数処理を設定しておけば、最終持ち点を入力するだけでポイントと順位が自動で 計算されます。共有リンクを使えば、各卓のプレイヤー自身にスマホから点数を入力してもらうことも 可能です。

